なかよしやっきょく のブログ
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地震:薬剤師にできること2013/04/14 20:13

昨日の朝、地震がありました。
震源地が淡路島の、地震で、岡山県は最大震度が4でした。
薬局のある場所は震度3で、幸い、まったく被害はありませんでした。
私自身、学生時代阪神淡路大震災を西宮市で経験しています。
今は色んな技術が進歩して、携帯のアラームで起きた、という方が多かったと思います。
阪神淡路大震災のとき、ゴーーーーという巨大な地鳴りの音で目覚め、その直後恐ろしい揺れに見舞われました。昨日の朝はその記憶が生々しくよみがえりました。

さて、二年前の東北大震災のあと、震災に遭った土地での薬剤師の働きが注目されました。
避難所などで生活している患者さん一人ひとりの健康相談に応じ、お持ちのお薬手帳を頼りに、同じ薬、もしくはよく似た薬を準備してあげたり、Dr.に連絡したり…。
そんな姿がメディアに取り上げられました。
私は現地のボランティアに行きたかったのですが、様々な生活の事情で行くことは叶いませんでした。
若くて健康な方には想像もつかないほど、たくさんの薬を飲んでいらっしゃる患者さんが、たくさんいます。
毎日飲まないといけない薬が切れることほど、患者さんにとっては不安なことはありません。
そんな時、私たち薬剤師が、その不安を少しでも解消してあげられるなら、それは薬剤師として大きな喜びとなります。
もし、この土地で同様な災害が起きた際、私は薬剤師として何ができるだろう。
東北で活躍した薬剤師のように、沢山の患者さんの力になるためには、どんな準備をしておけばよいのだろう、と、同時に考えさせられた一日でした。

さて、写真は岡山の後楽園のしだれ桜です。
ソメイヨシノより少し時期が遅いこの桜、先日の冷たい嵐の被害に遭わなかったようで、美しく、光を浴びていました。地震で落ち着かなくなった心を、すっと和ませてくれる、そんな感じがします。
後楽園のしだれ桜



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