梅雨のいいトコ悪いトコ ― 2013/05/30 17:13
こんにちは。
梅雨入りしましたね。
道端に開花しかけたアジサイがとてもきれいに見えます。
本日なかよし薬局付近のお天気は、曇り。
午前中少し雨がぱらつきましたが、雨がやんでも、何だかムシムシ…。
カエルの声がよく聞こえるようになりました。
写真は薬局の北側にある花壇にやってきたモンシロチョウです。
日当たりが悪くても元気に咲き誇るカタバミのピンクの花に、白い羽が映えます。
虫さんには良い気候なのですが、人間にとっては、どうでしょうか。
どうも、お天気が悪いと、皆さん辛そうです。
どんより、お天気と同じようなお顔をして入ってこられます。
でも、血圧とか、咳とか、肌の状態が良くなったとおっしゃる方も多いのも事実。
気温がこのところあたたかく、安定しているから、血圧も安定してきたのでしょうね。
湿度が高いため、のどのうるおいが保たれ、咳が改善し、今まで乾燥によって発生していた痒みが収まってきたのだと思います。
それは、この時期、とてもいいことですね。
それでも、みなさん(特に農業の方)、どんよりしているのは、
日中、田植えや、ブドウの間引き、桃の間引き、などの農作業に追われ、へとへとになっているのに、暑苦しさから、眠れない、疲れが取れないといったことが原因しているようです。
シップや痛みどめの処方量もどっと増えます。
農家の方には受難の季節かも。安定剤や睡眠薬が処方され、ため息をつきながら帰られる後姿を見て、いろいろと考えてしまいます。
農家の方は、春に嬉しい気持ちで苗を植えます。
患者さんには年配の方が多いのですが、苗を植えたら育てないといけなくなります。
畦を作って、毎日水やりをして、垣根を作ったり、網を張ったり、予防をしたり、脚立に上って段ボールに何箱分も間引きをしたり…。痛い体を引きずってしないといけなくなります。
家族の若い人は別の仕事で忙しく、休みの日にも頼みにくく、結局、家では何も言わず、痛いと思いながら仕事をしてしまう。
そうやって育てた野菜をイノシシに荒らされてしまう人も。
春に、こちらから、「野菜の苗を植えないで」とは、収穫を楽しみにする皆さんの顔を見ていたら、とても言えません。
この時期はこの辺の農家の方にとっては一番忙しいとき。
この時期を乗り越えるまで、私たちも一緒に頑張ろうと思いました。
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