なかよしやっきょく のブログ
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カウンター

虫に注意!?2013/06/05 12:53


暑くなりましたね。梅雨の晴れ間で、岡山県は真夏の暑さです。
暑くなると、増えてくるのが、虫さんたちですね。
薬局周辺にも、写真のような虫さんたちがちょくちょく現れるようになりました。
テントウムシ(の幼虫)、アマガエル、ひときわ目を引いたのが一番下のクロアゲハ。優雅に舞う姿は人の心を奪いますね。

さて、そんな折、新聞で見かけた「岡山県南部、毛虫の大量発生」。オリンピックじゃないですが、岡山県では4年に1回ほどの割合で、毛虫が大発生するそうです。
ラベンダーとテントウムシの幼虫


アジサイとクロアゲハ
毛虫そのものに刺されるのも危ないのですが、毛虫を食べるスズメバチによる被害が懸念されています。スズメバチの主食は毛虫らしく、毛虫が増える→スズメバチが増える、というわけです。
スズメバチに刺されてしまうと、命を落とす人もいるほどの毒をもちます。
スズメバチの強い顎で噛みついて、その場に自分の体を固定すると、おなかの先の鋭い針でブスリ!
ミツバチと違って、スズメバチは何回でも刺すことが出来ます。それから、その毒の中には仲間に警戒を知らせるフェロモンも含まれているので、大変です。もし、刺されたら、その場から早く立ち去らないと、どんどん仲間がやってきてしまいます。
集団で刺されると、命を落とす危険性があります。
また、一番怖いのが、一ヶ所でも刺されたら起きてしまうアナフィラキシーショック。
激しいアレルギー症状で、血圧が生命維持に必要な高さがたもてなくなります。
(子供はほとんどアナフィラキシーを起こすことはありませんので、ご家族に小さなお子様がいらっしゃる方は、少し安心。)

それらがなければ、命には別条はありません。でも医療機関を受診して下さいね。
スズメバチによる腫れは、最初、かまれた場所、次はその周辺、そして少しずれたところ、という感じで移動しながら1週間程度で引いていきます。
そうそう、黒いものによってくるみたいなので、黒い服はこの時期やめた方がいいかもしれませんね。

スズメバチも怖いですが、最近はマダニにも注意が必要ですね。山から帰ったら、変な虫がくっついてないか、チェックしなければ。
虫さされ、恐るべし。
色々気をつけて生活しましょうね。

熱中症?夏バテ?2013/06/13 16:26

カラ梅雨とはよく言ったもので、なかよし薬局のある岡山では激しい暑さの晴れの日が続いています。
カラカラに乾燥しているので、薬局に住み着いているアマガエル君も、元気がありません。水やりのついでに、陰に潜んでいるカエル君に水をじゃ~っとかけてやると、ちょっと元気になって、壁によじ登って可愛い姿を見せてくれました。壁の色に合わせて擬態してますけどね。
雨が降らない日のアマガエル背中

雨の降らない日のアマガエルの顔
さて、暑い日、昔はだるくなったり、食欲がなくなったりすると「夏バテになった」と良く言っていましたね。
でも、最近は「熱中症みたい」って、すぐ言いませんか?夏バテという言葉をあまり聞かなくなったな、と思っています。
そもそも、夏バテとは、夏の暑さが原因で、体温調節がうまくいかず、汗が出なくて火照ってしまったり、食欲がなくなったり、エネルギー不足でなんとなくだるくなったりする症状の事を言います。
一方、熱中症は、暑い環境に長い間さらされて、筋肉がつったり、頭痛したり、失神したりといった症状が出ることです。熱中症を放置すると、ときには死に至ることも。
ちなみに、冷房病は夏バテに含まれます。体温調節がうまくいかなくて、だるくなったり頭痛がしたりするんですね。
熱中症の場合、大量の発汗を伴いますが、お年寄りの場合は汗がそれほどなくても、体内の水分がもともと少ないため、長時間暑い環境にいるとおこります。
汗とともに大量に流れ出た電解質(金属イオンのこと。ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)が足りなくなると、いわゆる体のイオンバランスというものが崩れます。筋肉の収縮、神経の伝達、すべてにおいて必要な電解質。そのバランスが崩れてしまうと、体が思うように動きません。ちなみに、心臓も筋肉の塊です。
そういったことで、熱中症は命の危険があるわけですね。
夏バテは冷房の使い過ぎや不規則な生活に注意、熱中症は水分補給に注意。です。

Mさん2013/06/17 20:40

毎日、とても蒸し暑い日が続いています。皆様ご体調いかがでしょうか。
しっかり水分を取って、ご自愛くださいね。

タイトルの、Mさん。こちらでお薬を準備させていただいている、もう100歳に手が届きそうな、人生を謳歌している、素敵な女性です。私はMさんが大好きです。
今日は、Mさんについてお話しします。
Mさんは、私がこちらで勤める前から処方箋を持ってきてくださってました。
なかよし薬局の前身となった薬局に私が勤め始めたころから、いつもカウンターに乗り出して、飼ってらしたネコの話、Mさんがアメリカで生まれて、日本にやってきた話、家族の話、いろんな話をしてくださいました。
いつもおしゃれなスカーフを巻いて、肩くらいまである髪をセットして、おしゃれなお洋服をお召しになって、とってもかわいい方でした。

ある日、薬局にお越しになったMさん、元気がありません。大好きなネコちゃんが病気になってしまったようです。その後、何度かお話を聞くうち、看病の甲斐なく、大事なネコちゃんは亡くなってしまいました。
Mさん、本当に元気がなくなってしまいました。

そのすぐ後、薬局が新しくなりました。
名前も、建物も新しくなり、Mさんは、どこに薬をもらいに行っていいのか、わからなくなりました。ようやく、たどり着いたなかよし薬局に入ってきて、
「なにもかも、きれいになってしまって、さびしくなった」
とおっしゃいました。私たちは新しく、きれいになったから、喜んでもらえるものとばかり思っていましたので、この言葉は、心にずしんともたれかかりました。

その後、Mさんは来なくなりました。いつもお嫁さんが薬だけもらいに、お越しでした。
お嫁さんに、日ごろの様子をうかがうだけで、2年もの間、お顔を見ることはありませんでした。

でも、今日、Mさんが来てくれました。Mさんは、髪をすっかり短く切って、車いすに乗って、おしゃれなスカーフは、もう巻いていませんでした。
「お久しぶりです。いつもの薬剤師ですよ。きてくれて、ありがとう。前は、よくネコちゃんの話をしてくれましたよね。」と声をかけましたが、
「・・・・薬局?・・・・さわやか薬局?」とMさん。
お嫁さんが「違うわよ、なかよし薬局よ、覚えてないの?ほんとに覚えてないの?」
と言っても、ピンとこないようでした。

私が以前の薬局の名前を伝えても、空中を眺め、思い出そうとされる姿が続くばかり。

忘れるのも無理はありません。

私はいったんその場を離れ、Mさんのお薬の準備をしました。ちょっと処方の内容が変わったりして、時間がかかり、ようやく最後、お薬を渡そうとした時、
Mさんが、はっきりと、私の名前を、フルネームで、呼びました。
私はそばに駆け寄りました。

「ああ、○○さん、親切で、丁寧な人だった。○○さん、思い出した。親切で、優しい人だった。」

過去の私を、思い出してくれました。それも、私のフルネームと、こんなに涙が出そうな言葉とともに。
「ありがとう!本当に思い出してくれてうれしい。今日は本当に来てくれてありがとうね。」
私はそうお礼を言うのが精いっぱいでした。暑い中、お嫁さんの計らいで、薬局に会いに来てくれたのです。もうお帰りにならないと、体力もそろそろ限界でしょう。

今度、いつ会えるかわかりません。でも、私はきっとMさんのことは一生忘れないだろうなと思いました。過去の自分が、Mさんに対して、間違ったことしてなかったんだ、という思いも、私の糧になりました。

Mさん、今日は来てくれて、本当にありがとうございました。
夕暮れ 岡山市内

HPV ワクチン2013/06/26 12:39

こんにちは。今日は岡山は雨模様。大雨洪水警報も出ています。
そんな中、けなげに作アサガオ。
先日苗を植えました、とお話ししましたが、どうも元気がなくて。…土が悪いのかしら。
でも可憐に咲く姿には、やはり癒されます。
可愛い、か細い女の子のよう。
かよわいグリーンカーテン
表題のHPVワクチン、今話題です。可憐な、少女にも、接種できるワクチンです。
HPVは、ヒトパピローマウイルス( Human papillomavirus)の略。HPVは、子宮頚癌の原因ウイルスでもあり、体の表面にできるイボの原因ウイルスでもあります。いろんな型があって、それぞれ、子宮頚癌、イボ、尖圭コンジローマ など別々の症状を引き起こします。
HPVワクチンは、主に子宮頚癌の原因HPVに対するワクチンです。何種類か出ていますが、イボなどにも予防効果が認められているものもあります(でもイボ目的では接種できませんよ)。
子宮頚癌の原因HPVは、性行為により感染します。
子宮頚がんで命を落とす女性は驚くほど多くいます。日本では1日に10人もの女性が命を落としています。http://allwomen.jp/about/what.htmlより。

HPVワクチンを接種できるのは、10歳以上の女性です。自治体によりけりですが、中学生あたりから無償になっているところもあります。
接種回数は、ワクチンにもよりますが、2,3回。効果は70%ほどです。
海外ではずいぶん前から普及し、国の補助でローティーンの女性が無償で受けているところも多くあります。日本でHPVワクチンを受けましょうと言いだしたのはごく最近の事。

このたびの報道で、国が「積極的な推奨を一時的に控える」と言ったこと。皆さんどのように受け止められるでしょうか。
頻度は低いものの、痛みや歩行障害という副作用が。
たとえば、まだ幼さの残るわが娘に、性行為前提のワクチンを接種させられ、副作用が出たとなると、みなさん怒り心頭となり、国に訴えかけることは仕方のないことと思います。

しかし、医療機関で働く者のはしくれとしては、この一連の報道は「HPVワクチン離れ」を加速させてしまいそうで。将来の彼女たちを守るため、HPVワクチンについて消極的になりそうな方がいらっしゃったら、前述のHPをご覧になって、もう一度考えてほしいなと思います。お医者様でも危惧していらっしゃる方もあります。
たまたま見つけたのですが、よかったらこちらも読んでみて下さい。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=80047