その咳、喘息かも。 秋は注意。 ― 2013/10/23 12:25
薬局の前の桜の木もすっかり紅葉が始まり、秋めいた色が湿った空気に映えます。
雨が上がると、やってくるのが乾燥した季節。
空気が乾燥するとほこりやちり、花粉が舞いやすくなります。
冷たい空気が入ってきますが、昼間はまだ暑かったり。寒暖の差が激しくなり、風邪をひきやすくなります。
そうやって粘膜が痛んだところに、花粉(秋葉ブタクサなどイネ科の植物が多いです)やカビの胞子などが飛んでくると、粘膜は過敏に反応します。
そして、アレルギー反応がおこり、喘息へ。
なぜ荒れた粘膜に花粉などが付くとアレルギーを起こしてしまうのでしょう。
粘膜が荒れると粘膜上に隙間が出来ます。
隙間が大きいと、アレルギーのもとになる物質が、大きいまま侵入してきます。
大きい物が血管内に侵入すると、白血球がそれを発見しやすくなります。
白血球が暴走します。
そうして、それがアレルギー、喘息へと発展するのです。
もともと喘息持ちの型は、この時期特に忘れないようにお薬を続けて下さい。
これまで喘息のない方も、長引く咳に要注意です。
風邪→咳喘息→喘息、という風に発展しないように、早めに治して下さい。
腸の粘膜でも同じことが言えます。
腸が荒れていると、腸粘膜からアレルギーのもとが入ります。
腸も、大切に。プロバイオティクス。
プロバイオティクスについては、また後日。
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