なかよしやっきょく のブログ
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カウンター

物忘れ 気にし過ぎ? 認知症?2013/04/24 17:20

なかよし薬局には人生の先輩の患者様が沢山いらっしゃいます。
物忘れの話題には事欠きません。
認知症の薬を飲んでいらっしゃる方も多く、明るく物忘れについて会話するように心がけています。
「お薬手帳、今日お持ちですか?」と尋ねると
「あ、今日は持ってくるの忘れたわ。玄関に置いとったのに、もうすっかり忘れてきたわ。」
とか
「今日は鞄を変えてきたから、忘れたわ。」とおっしゃり、
その後必ず
「もうボケてきようんじゃろか(ぼけてきているんだろうか)」というセリフが続くわけです。

このほかにも、薬をカウンター上において帰ろうとしたり、カバンを置いてお帰りだったり…。よくあります。

こういう物忘れについては、性格上の問題もありますし、我々もよくあることですから、別に認知症だとこちらも思いません。
ただ、上記のセリフを毎回、とくに隔週でお越しの患者さんがまったく同じ言い訳で言われると、前回個々の薬局で行ったことを忘れているということになりますので、少し心配が出てきます。
急に性格が変わって、好きなことが好きでなくなったり、怒りっぽくなったりしても、同じです。

病院では、変わったテストを受けます。
色んな認識機能、記憶能力などを一通り調べます。
私でも100点取るのは難しそうなテストを受けます。
そこで認知症と診断されると、症状に合わせて色んな薬が出されます。

今頃は、口の中で溶ける錠剤をはじめ、ゼリー、液、はたまた貼り薬まであります。
飲み始めると、「明るくなった」「外に出かけるようになった」など、言っていただけることがあります。
「よくなった」は、私はまだ聞いたことはないのですが、進行を止めることができるのが、今の薬の精一杯です。
病気で物忘れをするよりも、性格が変わってしまう方が、家族にとっては深刻な問題ではないでしょうか。
薬で治すのはお嫌かもしれませんが、物忘れだけではなく、人格が関わる病気が認知症です。
優しい薬から、ゆっくりと治療していただけます。
気になったら、チェックすることを、私はお勧めします。

さて、写真は本日お越しの患者さんで、薬をお持ち帰りになるのを忘れた方がありました。
そのお宅へ薬を配達した際に通りがかった竹やぶが、雨に濡れて美しかったので、撮影しました。
その方は、とても素敵な方で、明るくて、私は大好きです。
うっかり、今日は薬をお忘れでした。
雨の竹やぶ