なかよしやっきょく のブログ
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アトピー? 湿疹? じんましん?2013/07/11 13:25

こんにちは。

すっかり、夏ですね。
40度近い気温を見ると、体の力が抜けていくような感じがします。

みなさん、熱中症対策に、体を冷やす、水分とミネラルをとる、必ず、実行してくださいね。

しかし、こうも暑いと、肌のトラブルで薬局にお越しの方が多くいらっしゃいます。
暑さで血管が広がり、痒みも感じく、腫れやすいのですよね。

アトピー性皮膚炎は、多くの場合、子どものうちに発症します。
そして、病院でチェックを受けて、原因となる物質を特定することができます。
乾燥を防ぎ、お薬を塗って、抗原を避けていれば、かなり軽減されます。

敏感肌の方は、金属製のアクセサリーや、化学繊維の洋服と汗が反応してかぶれて湿疹ができることもありますね。
汗を媒介することで、様々な湿疹ができます。

あ、しわになりやすい所には、あせも(汗疹)もできますね。

汗疹は普段から、桃の葉ローションのようなものを塗っておくと、良いですよ。ベビーパウダーは、汗疹を悪化させるので、発症してしまった場合はやめましょう。

厄介なのは、じんましん。
じんましんは大人でもよくなります。
最初、蚊にかまれたようなふくらみ(「ほろせ」という表現をする方もいますね)ができて、虫刺されかなと思って掻くと、次々にその周りに広がります。
そして、それぞれ真っ赤になって、今度はその腫れがつながってきます。
最終的は、大きな地図のような赤い湿疹が出来上がり、別の場所にもどんどん出てきます。
猛烈な痒みに襲われますが、場所を特定しないので、アトピーとの違いが判らない人もあります。

じんましんは、いろんな原因が重なって、発症します。
例えば、青魚と、ほこりと、疲れと、ストレス。
また、日光と、牛乳と、ストレス、とか。
なので、原因が特定できないのが、じんましんです。
まあ、疲れがその一つに含まれることが多くあるように思いますが、
この暑さですから、発症する方が多いです。
飲み薬と、塗り薬で劇的に改善しますから、必ず、病院に行きましょうね。


写真は、薬局の花壇の百日草。
種から育てていたので、どんな色の花が咲くのかと思いきや、クリーム、オレンジ、ピンク、山吹色、と様々。
一株からたくさんの色を付けるのを、「咲き分け」というそうです。
マニアックな話を申しますと、染色体遺伝子の中で、「トランスポゾン」という、遺伝子の塊が、あちらこちらに割り込んだり、抜け出したり、飛び回っているそうです。
それで、色の出方が、同じ株でも変わってくるのですね。
もう一つの小さな花は、薬局のグリーンカーテンの白ゴーヤの花。
これは、黄色、だけです。
水やりしていると、殿様バッタや、カマキリが、シャワーから逃げて飛び出してきたので、ついでにパチリ。