なかよしやっきょく のブログ
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指にまつわるエトセトラ…ケガ、ひょうそう、腱鞘炎2013/11/28 13:20

寒くなりました。
今日岡山は最高気温が8度までしか上がらない、年末年始の寒さなのだそうで、驚いています。
こんな寒い中でも、花壇のジュリアンは、可愛く花を開いています。
黄色と赤のジュリアンを、最近新しく植えたのですが、赤ジュリアンの周りに黒く見える部分、実はコーヒーの出し殻なのです。薬局でも入れて自由にお飲みいただけるようにしていますが、出し殻がある程度たまると、花壇にまきます。
肥料になるそうです。
畑仕事している患者様とも、そのようなお話をします。
ジュリアン
最近多いのが風邪の患者様なのですが、本日はその話ではなく、
先日、何人もの患者様が指に包帯を巻いてお越しだったので、指に包帯を巻く理由もいろいろだなあと思い、指にまつわる怪我などのお話をいたします。
包帯を巻いてしまうと、使えなくて不便なのですよね。

その日は、私もばね指の調子が悪く、湿布を右手親指にぐるぐる巻きつけておりました。
ばね指というのは腱鞘炎の一つで、指の腱(けん:筋肉を束ねる丈夫な筋)を囲む腱鞘(さやみたいに巻きついているのです)というものが、炎症を起こしている状態なのです。
使い過ぎでなります。毎日お薬をプチプチ出す仕事が意外と私のひ弱な指には負担だったようです。親指を曲げる時にプチンといって、指の根元が痛く、だるくなります。
うまく字が書けなくて、不便です。
ドクターに相談すると、「手術をしないと完治しないよ~」と言われてしまいました。
でも手術を避けて、今まで、だましだまし、ばね指とお付き合いしております。
ドクターのおっしゃる、手術と言うのは、炎症を起こしている腱鞘を切ってしまうというものみたいです。

朝一で、まず左手親指に包帯をした方がお越しでした。
包丁で切ってしまったようです。。リンゴや柿の皮むきをしていると、うっかり指に包丁が当たることありますよね。
深い傷なら縫合し、抗生物質(化のう止め)を服薬します。傷口がバイ菌で化のうしてしまうと、治りが悪くなっちゃいますからね。浅い傷でも放置して化のうしたら、抗生物質を飲むことがあります。
左手親指といえど、やっぱり指は不便。

それから、しばらくすると右手中指に包帯を巻いた人がお越しでした。
何か固い棒を入れて固定しています。
骨折ではなく、スジを痛めたようです。柔道か何かされていて痛めている様子。
捻挫にしてもそうですが、筋を痛めるのって、骨折より治りが悪いともいわれるのですよね。
薬局では炎症を抑える飲み薬と、湿布が出ました。
精密検査をするそうで、紹介状とレントゲン写真を持って大きい病院に向かわれました。

今度は、指に包帯を巻いた、ひょうそう(瘭瘡)の患者さんでした。
ひょうそうってピンとこないと思います。
みなさんも一度はあるのではないでしょうか。爪の周りがぷくっと赤く腫れて、じんじんする状態。水仕事する人に多いようなのですが、爪と指の間あたりから菌が入って、腫れます。
あまりひどくなると、切開して膿を出します。
どちらにせよ、そのバイ菌を殺さないといけないですから、抗生物質、化のう止めが出ます。
手荒れのひどい、この寒い時期に増えるようですね。
年齢に関係なく、発症しやすく、一度してしまうと、繰り返しやすい症状です。
皆さん気を付けましょう。

また私と同じばね指の方が来られましたが、炎症を抑える塗り薬が出ていました。
介護のお仕事をされてるそうで、しょっちゅう手を洗うから、湿布は使えないとのこと。
もちろん、仕事に支障をきたすので、手術も受けられない。
でも指先にも力のいる仕事ではないでしょうか。
…寝てる間でも湿布を使うといいのですが…
お話ししましたが、取りあえずこれでよいとお帰りでした。

指先が痛い、使えないって本当に不便。
この時期も、指大切に。

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